飯盛山で白虎隊最後の地を見たあとにこの記念館を見学するとさらに興味をもって見ることが出来ますね。
天正17年(1589)に伊達政宗が蘆名氏を滅ぼし黒川城に入城しましたが、豊臣秀吉に会津を召し上げられ、次に入った蒲生氏郷が文禄元年(1592)から近世城郭に改造し、地名を黒川から若松へ改め、文禄2年(1593)に望楼型7重の天守が竣工して、鶴ヶ城と呼ばれるようになりました。
その後、上杉氏、再び蒲生氏、加藤氏が城主となり、寛永20年(1643)に保科正之が会津藩藩主となり、明治維新まで会津松平氏(保科氏が改名)の居城でした。
慶応4年(1868)の戊辰戦争の会津城籠城戦で新政府軍に包囲され1か月の籠城後に降伏・開城しました。
少庵が、かくまわれている間に建てられたと伝えられているのが麟閣で、戊辰戦争後、城下に移築され保存されていましたが、平成になって元の場所である鶴ヶ城内へ移築復元されたとのことです。
西郷頼母邸は戊辰戦争で焼失しましたが、鳥瞰図(俯瞰図)が発見されたのを契機として、綿密な時代考証と設計を基に、昭和50年(1975)に復元されたもので、当時の会津藩上級武士の暮らしぶりを見ることが出来ます。
10年以上前に会津若松に仕事で来た時も"マルモ食堂"の近くのホテルだったのですが、仕事の都合と営業時間がうまく合わなかったので、ようやく食べれました。おいいかったです。
