| 鶴岡 (2) |
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庄内藩校 致道館
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致道館は、旧庄内藩主酒井家9代忠徳が、退廃した士風を刷新して、藩政の振興を図るために文化2年(1805)に創設した学校で、当初は別の場所にありましたが、政教一致の趣旨から文化13年(1816)に10代忠器により鶴ヶ岡城三の丸に移され、明治6年(1873)の廃校に至るまでの約70年間、徂徠学を教学とし、自主性を重んじた教育方針で、各自の天性に応じ長所を伸ばすことに主眼がおかれ、質実剛健な教育文化の風土を育む土壌となりました。
現在は、表御門、聖廟、講堂、御入間などが残っており、国指定史跡として無料で一般公開されています。
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大寶館
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大寶館は、大正4年(1915)に大正天皇の即位を記念して創建されて11月10日の天皇即位の日に開館しました。
開館当時は、1階は物産陳列場と図書館、2階は大小の会議室と食堂でしたが、昭和26年(1951)から昭和60年(1985)まで図書館本館として利用され、その後全面補修が行われた後、昭和63年(1988)からは鶴岡ゆかりの人物資料展示施設となっています。
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致道博物館
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致道博物館は、旧庄内藩主酒井家より伝来の文化財および土地・建物の寄贈され、昭和25年(1950)に創立しました。
敷地内には、重要文化財の旧西田川郡役所、旧鶴岡警察署庁舎、旧渋谷家住宅が移築され、国指定名勝の酒井氏庭園など貴重な建物、庭園、文化財を見ることが出来ます。
この日は、残念ながら旧西田川郡役所は修復作業中で外観を完全に見ることは出来ませんでしたが、他の建物や庭園は問題なく見学出来ました。
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| 山形 (1) |
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山形県立博物館
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山形県立博物館は、山形の成り立ちや自然、歴史、文化をわかりやすく展示、解説している施設で、特に生物に関しては、ヤマガタダイカイギュウの化石をはじめとしてかなり多くの化石、剥製、標本が系統立てて展示されており見ごたえ十分でした。
また、西ノ前遺跡出土土偶(国宝・縄文の女神)をはじめとして、多くの貴重な出土品なども展示されておりこちらも見ごたえありました。
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山形市郷土館(旧済生館本館)
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山形市郷土館の建物は、明治11年(1878)に竣工した擬洋風の病院建築物で、最初は県立病院として使用され、その後、明治21年(1888)に民営移管となり、明治37年(1904)からは市立病院済生館の本館として使用されました。創建当時は医学校が併設されてオーストリア人医師・ローレツが近代医学教育の教鞭をとったことでよく知られています。
昭和41年(1966)に国の重要文化財に指定され、それに伴い霞城公園内に移築復元することとなり、昭和44年(1969)に移築復元工事が完了し、管理棟を付設のうえ昭和46年(1971)に山形市郷土館として一般公開し、郷土史・医学関係資料を展示しています。
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Photo by PowerShot SX740 HS
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