気まぐれ旅日記 - 二戸・久慈・宮古・盛岡・花巻 (2025.05.13～2025.05.15) その３ -

気まぐれ旅日記

- 二戸・久慈・宮古・盛岡・花巻 (2025.05.13～2025.05.15) その３ -

盛岡

●	白龍　本店

	宮古駅前に着いた時には、すでに腹ペコでしたが盛岡まで我慢して移動し、"白龍本店"で盛岡三大麺のひとつ、"じゃじゃ麺"を食べました。最初に"じゃじゃ麺"をたっぷり混ぜて食べ、一口ほど麺を残して生卵を入れてゆで汁とみそを入れてもらい"ちいたんたん"という玉子スープを頂きましたが、楽しいしおいしかった。



●	盛岡城

	"九戸政実の乱"の後、九戸城に本拠を移していた初代藩主南部信直が、蒲生氏郷や浅野長政より九戸では北辺に過ぎるとの助言を受け、慶長2年(1597)に嫡子利直(2代藩主)を総奉行とし不来方の地にてて築城を開始し、全て竣工したのは寛永10年(1633)の3代藩主重直の時です。不来方という地名は、慶長年間に"盛り上がり栄える岡"と言う願いを込め、盛岡に改めました。明治維新後に建物は取り壊され荒廃しましたが、明治39年(1906)に近代公園の先駆者である長岡安平の設計により岩手公園として整備されました。







●	盛岡冷麺　寿々苑

	夕食は、盛岡駅の地下街にある"盛岡冷麺寿々苑"で盛岡三大麺のひとつ、"盛岡冷麺"を食べました。小辛を食べたのですが全然辛くなかったので、もうちょっと辛いのを頼めばよかったです。盛岡冷麺はそば粉を使う平壌冷麺やでんぷんの麺の咸興冷麺とは違い小麦粉でつくられた麺だそうですが、麺の食感やスープの味は盛岡冷麺がいいなと思いました。



花巻 (1)

●	花巻城跡

		花巻城は、15世紀頃に築城された稗貫氏の居城だった鳥谷ヶ崎城が、天正18年(1590)の豊臣秀吉による奥州仕置により、秀吉の代官浅野長政が入部しその後、浅野重吉が目代として駐留しましたが、同年冬に領地を奪還するために和賀氏と稗貫氏が"和賀・稗貫一揆"を起こし鳥谷ヶ崎城を含め稗貫氏の旧領も和賀・稗貫勢の手にわたりましたが、翌年、再仕置により一揆は鎮圧された後、南部領となり、南部信直の代官北秀愛が城代として入り、城の改修が行われ、名称も花巻城と改められました。江戸時代の一国一城令の後も、花巻城は南部藩の抱え城として認められ城代が置かれ、和賀・稗貫二郡を統括していましたが、明治2年(1869)に廃城となって取り壊されました。








	Photo by PowerShot SX740 HS & Canon IXY 650

Last Update 2025.05.17