福井ではソースカツ丼が有名ですが、越前大野では醤油カツ丼がご当地グルメのようなので、ミニ醤油カツ丼と越前おろしそばのセットを頂きました。醤油カツ丼はソースカツ丼よりあっさりしていて食べやすくおいしかったです。
大野市の縄文時代から近代までの資料が展示されており、白山信仰や中世の仏教、大野藩土井家7代藩主利忠以降の藩政資料は多く展示されています。
江戸時代に入ると慶長6年(1601)に福井の結城秀康の支配下となりましたが、寛永元年(1624)に松平直基が3万石で封じられ勝山藩の藩庁となりました。正保元年(1644)に松平氏が移封されると廃城となり天領にとなった時期もありました。
元禄4年(1691)に小笠原貞信が勝山に封じられ、明治維新まで小笠原氏がこの地を治めました。宝永5年(1708)に城址への築城許可が下り、7代藩主小笠原長貴の代に完成しましたが、明治維新後に廃城となり全て取り壊されました。
勝山では、休耕田を活用してドジョウの養殖をしており、"白山平泉寺どじょう"というブランドで新名物にしようと頑張っているそうで、このお店でもドジョウ料理が提供されており、"やな川鍋定食"を頂きました。
雨で冷えていた体が温まりましたし、おまけでドジョウの唐揚げも食べさせて頂いたのですが、おいしかったです。
福井県で発見された"フクイラプトル"、"フクイプテリクス"、"フクイベナートル"、"フクイサウルス"、"コシサウルス"、"フクイティタン"だけでなく世界中から集めた化石などの資料を数多く展示しており、見ごたえ十分でした。
この日は、ゴールデンウィーク前ということで、地元の幼稚園児たちによる、"恐竜鯉のぼり"のお披露目式が行われたりしていました。
大きな油あげにはやはりびっくりしましたが、食べてみると美味しいのであっという間に完食してしまいました。(^^;
明治4年(1871)に廃城となり、天守以外は解体されましたが、残された天守は昭和23年(1948)の福井地震により倒壊し、その後、昭和30年(1955)に倒壊材を元通り組み直して修復され、現存12天守の一つとして現在に至ってます。
