気まぐれ旅日記 - 根室・知床・網走 (2022.09.26～2022.09.29) その６ -

気まぐれ旅日記

- 根室・知床・網走 (2022.09.26～2022.09.29) その６ -

網走

●	博物館　網走監獄

		"博物館網走監獄"は、明治時代から実際に網走刑務所で使用されてきた建物を保存公開している野外歴史博物館で、移築された建物は19世紀後半から20世紀初頭にかけて建てられたもので、平成28年(2016)にはそのうち8棟が国の重要文化財に指定されています。明治初期にロシア帝国の南下政策に備え、北海道開拓を急ぐ必要がありました。そこで、北海道に集治監を設置し、囚人を労働力として利用することが考えられました。北海道開拓といえば屯田兵や入植団が知られていますが、過酷な環境のなか多くの囚人によって大地を貫く道路や鉄道や農地が切り開かれたことはあまり知られてないようです。そんな歴史を学べる場所がこの"博物館網走監獄"ですね。











●	オホーツク流氷館

	流氷とオホーツク海の生き物をテーマとした観光施設で、特に流氷体感テラスでは、マイナス15度の室内に本物の流氷が展示してあり、流氷に触れたり、濡れたタオルが凍るのを体感出来て面白かったです。



●	北海道立北方民族博物館

	北海道立北方民族博物館は、北海道に限らず北半球のおもに寒帯、亜寒帯気候の地域に暮らす北方民族に関する資料を広く集め紹介しており、寒冷地に暮らす民族ならではの暮らしぶりがよくわかります。



おわりに

	今回の旅行は、次々に来る台風の合間で非常に天候に恵まれてラッキーでした。しかし、観光地ならではなのか、飲食店などが夕方には閉まってしまい、夕食を食べるのに苦労しました。コロナ過で観光客も少なくて仕方ないかもしれないけれど、これだと観光客も逆に来ないですよね。平日でも結構、観光客もいたので、街中閉めるより、数軒でも開けてもらえると助かるなぁ。今回、ヒグマには会えなかったけど、エゾジカとエゾリスには会うことが出来ました。こういう環境を壊さずに残していきたいですね。


	Photo by PowerShot SX620 HS

Last Update 2022.10.29