山頂の主郭を中心に三方の尾根上に東郭・西郭・北郭と谷部に南郭が配置されているのがよくわかり、各郭の石垣や虎口などを見ることが出来ます。
昭和40年代半ばから始まった稲作転換対策による杉の植林や高齢化による耕作放棄地の増加により平成初期には530枚まで減ってしまいましたが、平成5年(1993)に丸山千枚田保存会を結成し、丸山千枚田の復元と保全活動を行ったおかげで810枚の田の復活に成功、現在1340枚という日本最大規模の棚田となったそうです。
熊野地鶏を使ったラーメンや親子丼もありましたが、暑くて汗だくだったので冷たいものをと地元食材の爽やかな香りが特徴の柑橘"新姫"をたっぷり使った"冷し新姫うどん"を食べましたがとてもおいしかったです。
ここではこの地域の歴史・民俗資料を多数展示されており、また新宮城主で紀州藩付家老だった水野氏に関する資料も展示されています。
阿須賀神社は熊野速玉大社に摂社で、熊野曼荼羅三十三ヶ所霊場 第23番。熊野九十九王子の王子社(阿須賀王子)としての扱いを受けていたことがわかっています。
境内からは弥生時代の遺跡も発掘されており、熊野における歴史と信仰の最も古い層に関わる地として重要とされる。
