能島周辺には最大10ノット(18km/h)にもなる潮流が渦巻き、まるで渓谷の激流のような潮流を見ることができます。
この日は大潮でちょうど満潮時間間近だったので大迫力の潮流を体験出来ましたし、能島城がこの潮流に守られた天然の要塞だったことを物語ってます。
海の難所である宮ノ窪瀬戸を押さえる位置にあり、周囲は潮流が渦巻く最大の難所で能島城は難攻不落の城でした。
現在は国指定史跡となり発掘調査により、多くの建物跡や土器や陶磁器などが発見されており、島の周囲の岩礁には船をつなぐための柱穴が多数発見されています。
発掘調査の跡は埋め戻されていますが、今回は能島城跡上陸＆潮流クルーズということで上陸後にガイドの方の解説付きで見学したのでとてもわかりやすかったです。
瀬戸内の新鮮な魚介がたっぷりのせてあり、さらにご飯が酢飯でなく普通のご飯だったのが私好みでとてもおいしかったです。
天気もよかったので、能島城跡はもちろんのこと、しまなみ街道や瀬戸内海の島々がきれいに見ることができました。
タオル製造過程や様々な展示もありましたが、どちらかというとタオル専門販売店みたいな感じでした。(^^;
今回は、村上水軍の海城を二城訪問しましたが、村上氏は能島・来島・因島の三家にわかれたので、本当は因島も訪問できればよかったなと思いますが、これは今後の楽しみに置いておきましょう。
今回は天候に恵まれ、とても快適な旅でした。
