この屋敷の家主、根岸千夫は旧松江藩士で、当時、簸川郡(今の出雲市)の郡長をしていて空き家だったのと、庭のある侍の屋敷に住みたいという八雲の希望により貸されたとのことです。
現在もほぼ八雲が住んでいた当時のままに保存されており、国指定の史跡となっています。
この日は茶道具を中心の展示でしたが、見ごたえがありよかったです。
この武家屋敷は江戸時代初期から松江藩の六百石程度の中級武士が、屋敷替えによって入れ替わり住んだ屋敷で、享保18年(1733)の大火で焼失後再建されたもので、松江市の文化財に指定されています。
点心風の料理は一品一品手間をかけている感じでとてもおいしかったです。
ここから見る宍道湖の夕日が日本の夕日百選に選ばれているのですが、とにかく土砂降りなので湖すらよく見えませんでした。残念。
駐車場から夕日スポットまで地下道で行けるなど夕日を見るための好環境な場所で、宍道湖に身を投げた嫁をのせて一夜で浮かび上がったという伝説が残る嫁ヶ島や袖師地蔵を見ることができました。できれば夕日とともに見たかったなぁ。
映画の出てきたデハニ50形も出雲大社前駅に展示されてましたし、車窓の景色を楽しみながらのんびりとしたローカル鉄道の旅を楽しむことができました。
平安時代の本殿を復元した10分の1サイズの模型や、大量の青銅器の展示に圧倒されながらもじっくり見学することが出来ました。
なかなか見ごたえのある博物館だと思います。
